阿蘇俵山から南の島へ。店探しの旅はいつの間にか「瑠璃色の島」の村長だった。

■店探しの話が火の鳥俵山に寄ったところで、すごく横道にずれてしまいました。南の島へのスタートでした。空のレポート書いてる見たい。火の鳥俵山を制するもの世界を制すると言っても間違いないくらい素晴らしいエリアです。実は俵山が麺問屋スタート地点及び原点です。
まずは鹿児島からフェリーで奄美大島へ上陸。日本で2番目か3番目に大きな島だと皆さんはご存知でしたか?奄美のリラックスダイビングスクールクラブハウスに家賃1万円で住み着き店舗探し、ほとんどが空を飛び、知人のボートで大物釣りの毎日、のんきでした。

■半年が過ぎ、これと言う店舗もなく土地もなく奄美を断念し、南へ下り沖乃えらぶ島へ上陸。ユリの花の球根で有名な島です。10日ほどいましたが南下、ヨロン島へ。1時間ほどで島一周出来る小さな島。シーカヤックを海に浮かべ大潮の干潮の時だけしか現われない真っ白な沖の島んー綺麗海の上を移動してる時も気分良く、良い時間過ごせたが3日で沖縄本部に上陸。沖縄本島はあまり好きではないので嘉手納基地の近くの道の駅で1日泊まり次の日フエリーに乗り石垣島へ。私の中ではこの島で店を出す事になるだろうと思っていた。

■朝飯付きで1800円見つけました。それも個室。早速自分の部屋に変身させる。荷物でいっぱいになるが仕方がない。まずは店舗探し すぐに1軒有り、見に行く事に。かなり良い物件。借りますと言うと先客が1人いますと言われた。先に言えよと思うが黙ってた。先客が借りると言われ断念した。まだあるさと思っていたが・・・店舗探しも長丁場になりそうだった。

■まずはバイトでもと思い私の色んな免許を活かしバイトはすぐに見つかり、仕事しながら店舗探し波照間島、西表、小浜島、与那国、八重山をもれなく探し回りなかなか見つからず、海にダイブしては水中写真を撮り、カヌーを浮かべては島を回り、海人より石垣の海の中の事は俺に聞けといわんばかりになる。空を飛んでは写真を撮り石垣遊ぶのにはかなりハッピーになれる島。でも島は島・・と思い直す。やはり俺にはせますぎる。日本もせまいが石垣はもっとせまい。息が詰まり出す自分に気づいた瞬間、俺の居場所ではない事に気づく。

■店舗探しも土地探しもあきらめて帰る準備でも・・まだ宮古島が残ってる・・なんて未練たっぷり、そー簡単にはと思い考え直し、宮古島へ移動。宮古では朝飯付きで1500円の宿ゲット。カイトサーフインのゲレンデが有り、日本のプロの皆さんが練習にやって来る場所が有り、早速俺も車に積んであるウインドを引っ張り出し、日本のプロの皆さんと同じ波に乗る。トロピカルな楽しい時間・・マウイホキッパービーチでならした腕前はまだまださびついてなく、プレイニングしては波のフエンスでジヤンプ。そこまでは良かったが、その後歳には勝てず沈没。その後マストのジョイントも壊れ、道具も人間もガタが来てるのに気づく。

■結局は店舗探しもせづ島をくるくると回ってると神が降りてきた島があると聞き、舟に乗り行って見る事に。神の島・・長崎にもあるなーちがうか?これを最後に島を出る事にした。フェリー代を計算したらななんと33万円!車が買えるよ。石垣でのバイトでまだ余裕でした。バイトと言えば石垣でパッチギー2の映画のバイトもしたし、瑠璃の島では鳩間島の村長役もやりました。おかげでマイナスにはならず、長崎へ帰れました。ラッキーでも1年半ほどの時間が過ぎ去っていました。なんじかんかな?